Pmx2Fbx Web 開発秘話その3
Unityとか3Dとか
こんばんはヾ(・ω・。)ノタ-!!! 昨日の睡眠時間が8時間半なローデンです。 ……バフ付いてそう。 第三弾となる今回も v0.1 より前の話です。 v0.1 完成の目前に迫った頃、公開方法をどのようにするかが課題となっていました。まず、本ツールの目的の一つである「MMD4Mecanimのライセンスの問題を解消する」を達成するには、このツールがいつでも気軽に使えることが条件でした。 例えば、VRChat のアバタ作成に MMD4Mecanim をまだ使っているユーザがいたとして、Twitterで「それはライセンス違反だから、代わりにこのツールを使って」と言うためには、Pmx2Fbx Web がいつでも簡単に使える状態になければなりません。 一方で、そんなツールが置いてあれば事情を知らない人がどんどん使ってしまうかもしれません。そうなると、モデル製作者な方にとって意図しないファイルがあふれることになります。 それに加えて、当時は 今ほどVRが知られていなかったり、Pmx2Fbx Web に pmx の Notice を表示する機能がなかったり、MMD標準に近い (ことに加えて、ライセンス上問題がない) シェーダがなかったりで、「意図しない」の度合いが大きく、よく分かっている人にだけ使ってもらいたいという背景がありました。 そこで v0.1 は、不意なアクセスがあったときに、ページにパスワード付けたり、特定の接続元に対してアクセスを制限できるかどうか、入念に調べてから限定公開することになりました。これも初めてすることだったので、v0.1 開発終盤の大きなタスクとなりました。 …まぁ、結局大事には至らず、余計な心配で済んだようです。よかった……。 ちなみに、Pmx2Fbx Web の [使い方] の動画(v0.1向け、v0.2~v0.5向け、v1.0向け)はすべてショパンの曲にしていますが、この選曲(幻想即興曲、子犬のワルツ、華麗なる大円舞曲)は v0.1 直前の苦悩(?)の傍らで決めたものでした。 たぶん続く!
最終更新: 2023/05/07 16:49